昨日、行橋市で施工中の新築現場で、C値を測りました!
その結果がびっくり!
なんと一条工務店の0.59を越える、0.5でした!
今までC値の数値を意識することなく、快適な家の為にとにかく隙間を無くす努力をしてきました。
それでも、1くらいだろうと予想していたのですが、まさかの0.5!
一条工務店さんは、大手ハウスメーカーの中でも性能にこだわる、一目置く存在です。
その一条工務店さんの数値を、いつの間にか上まわっていたとは(笑)
皆で歓喜しました!
「C値」というのは、「相当隙間面積」のことで、簡単に言えば「家にどの位、隙間があるか?」という数値です。
値が小さいほど、隙間も小さく「気密性能が高い」と言えます。
いかに性能の高い断熱材を使っていたとしても、隙間があって隙間風が容赦なく吹き込んでくるような住宅だと、どれだけ冷暖房を使っても快適な室温にはなりません。
気密を身近なもので分かりやすく例えるなら、ダウンジャケットのナイロン生地とチャックです。
首・手首の締まり具合を調節する事で、隙間から暖かい空気を逃げにくくするのがチャック。
もう一つは、ダウンの内側と外側を覆う、きっちりとしたビニールのような素材の生地。
たとえ素材と厚さがしっかりしているダウンを使っていたとしても、そもそもダウンだけでは、風が面を通り抜けてスースーして全然暖かくありません。
だから、ダウンの「断熱」と生地とチャックの「気密」の両方がしっかりしていないと快適な家にはならないのです。
まともな建築会社かどうかを見分けるために「気密測定はされていますか?」または「C値はどの程度ですか?」と聞いてみる事をおすすめします。
気密に意識がない会社のC値は、3~4になっている事が多いです。
最低でも2以下、できれば1以下を推奨します。