シロアリを飼う工務店です(笑)

私、平原は自分の目で見て確かめた物しかお客様に薦められません。
なので、今まで色々な実験をしてきました。
・桐の抗菌効果
・桐の吸湿効果
・樹脂サッシの熱伝導の低さ
・LOW-Eガラスの熱反射効果
・樹脂サッシの防音効果
・本物の木のフローリングと合板フローリングの暖かさの違い
・オリジナル遮熱シートの遮熱効果

等々。
そして今回は木造住宅の敵、シロアリの実験です!
山に仕掛けてあったエサ木を取りに行くと!
日本で一番多く分布しているヤマトシロアリの大群が木の中に!
シロアリをエサにしている黒アリもたくさんいる中、シロアリだけを捕獲する作業は大変でした(汗)
私ども平原ホームは自然素材の健康住宅を造っていますので、日本の防蟻の主流で使われている農薬系薬剤を使用したくありません。
農薬系薬剤は人体に悪影響があります!
しかも防蟻効果は5年でなくなります。
家を建てた5年後に壁の中にある木材に再度、薬剤を塗る事は不可能です。
人体に悪影響がなく、防蟻効果が長期間持続するホウ酸の防蟻実験と、
木造住宅の基礎の下に敷き、シロアリを近づけさせないバリア効果があるタ―ミダンシートの防蟻実験、
この2つが今回の実験の目的です!
➀メーカーが異なる2種類のホウ酸を塗布(塗った)したヒノキ
➁タ-ミダンシートを敷いた上に何も塗布していないヒノキを置いた。
➂何も塗布していないヒノキとスギの角材
どれがシロアリから食べられるのか?
結果はすぐに出ました!
6月10日から始めた実験から2日後、➂のヒノキに蟻道が作られていました!
蟻道とは、シロアリが土や排泄物で作った「エサ場に向かうトンネル」の事です。
蟻道が出来ているという事は、シロアリがエサを認識して食べ始めたという事です。
少し驚いたのが、スギに行かずにシロアリに強いとされるヒノキから食べ始めた事です!
その通説は間違いだったと証明されました。
まだ実験開始6日目ですが、平原ホームの健康住宅に適した最強の防蟻対策を証明する為、観察していきます!!



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